生成AIキャッチアップ – 2026-05-16の1週間

生成AIキャッチアップ - 2026-05-16の1週間
bancom

今週は、、、

Google が、
MicrosoftからGoogle Workspaceへのユーザー移行を簡素化する新機能をベータ版として公開しました。

OpenAI が、
企業が日常業務にAIシステムを構築・展開できるよう支援する新会社「OpenAI Deployment Company(DeployCo)」を設立しました。

Anthropic の、ブラウザ操作に関するベストプラクティスは、実に細かく・実践的です。

金融に続き、法務に関しても、
「今後は AI でやりましょうね!」という世界を切り開いてきました。

Google

AI搭載の新しいGoogle Financeがヨーロッパに拡大

Google Financeの刷新されたAI搭載版が、現地言語への完全対応とともにヨーロッパ全域でローンチされた。投資家や市場ウォッチャーが金融情報をより深く理解できるよう、複数の強力な機能が提供されている。

日付: 2026/05/11
カテゴリ: Search, AI
ソース: The new AI-powered Google Finance is expanding to Europe.


AI を活用した脅威と最新の防御策に関する新レポートを公開

bancom

AI によるサイバー攻撃に対する、AI 提供側である Google の視点での行動。

まず AI の悪用を防ぐ

AI による防御

  1. Big Sleep による検出
  2. CodeMender による自動修正

AIを使ったゼロデイ攻撃の初確認

Google Threat Intelligence Group(GTIG)は、攻撃者がAIを活用して開発したと見られるゼロデイエクスプロイトを初めて確認した。この脅威アクターは大規模攻撃への使用を計画していたが、Googleの先制的な発見によって未然に防がれた可能性がある。

Googleによる多層的な防御アプローチ

Geminiに対するモデルの悪用を防ぐため、以下の対策を実施している。

AIエージェントを活用した能動的防御

Googleは防御側のツールとしてもAIを積極的に活用している。

日付: 2026/05/12
カテゴリ: Google Cloud
ソース: Read our new report on AI-powered threats and our latest defenses.


Geminiで紙のノートをデジタル化しよう

bancom

OCR だけではなく、解析、分析、そして計画も立てさせる

手書きのノートをGeminiに読み込ませることで、試験勉強に役立つ構造化されたスタディガイドやフラッシュカードを自動生成できる。

使い方

  1. ノートの各ページを写真に撮る
  2. 画像ファイルをGeminiにアップロードする
  3. 「試験に向けて、授業の資料をもとにスタディガイドを作成して」とプロンプトを入力する

基礎的な内容はすでに理解している場合は、より複雑なトピックに絞って深掘りするよう指示することも可能。

日付: 2026/05/12
カテゴリ: Learning & Education, Gemini App
ソース: Digitize your paper notes with Gemini.


エンドツーエンド暗号化RCSメッセージングがAndroidとiPhoneユーザーに本日より順次展開

Google Messagesはこれまで、Androidデバイス間でのエンドツーエンド暗号化メッセージングを提供してきた。今回、GoogleとAppleが業界横断的な取り組みを主導し、RCS(Rich Communication Services)にもエンドツーエンド暗号化を導入した。

日付: 2026/05/12
カテゴリ: Android
ソース: End-to-end encrypted RCS messaging begins rolling out today for Android and iPhone users


量子科学とAIをライフサイエンスに応用する新たな取り組み

Googleの量子AIチームとGoogle.orgが共同で、生命科学と量子AIの交差点における研究プログラム「REPLIQA(Research Program at the Intersection of the Life Sciences and Quantum AI)」を立ち上げた。Google.orgは5つの主要大学への研究支援として1,000万ドルの拠出を約束している。

生物学における量子の優位性

タンパク質の折り畳みや薬物への細胞反応など、生物学的プロセスは原子レベルで非常に複雑な相互作用を伴う。従来のコンピューターではこれらのシミュレーションに限界があるが、量子技術はこれらの分子を支配する量子力学そのものを利用して動作する。具体的には以下のような可能性がある。

日付: 2026/05/12
カテゴリ: Quantum computing
ソース: Our new initiative to apply quantum science and AI to the life sciences


Gemini Intelligence搭載で設計された「Googlebook」を発表

Googleは、クラウドファーストの時代に向けて設計されたChromebookに続く新カテゴリのラップトップ「Googlebook」を発表した。AndroidのアプリエコシステムとChromeOSのブラウザ機能を融合させ、Gemini AIを核心に据えた次世代ラップトップとして、今秋の発売に向けて詳細が公開された。

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android
ソース: Introducing Googlebook, designed for Gemini Intelligence


Androidでさらに広がるクリエイション&共有の新機能

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android
ソース: More ways to create and share with Android


ChromeのGemini最良体験をAndroidにも

bancom

「パーソナルブラウジングアシスタント」ですか!

確かに、様々なビジネス活動の起点がブラウザになりつつ有るわけで、
そこが高度にAIパーソナライズされると、
日々のちょっとしたところが便利になってきそうな予感はします。

Android版ChromeにGemini 3.1を搭載した新しいAI機能が来月より導入される。ツールバー右上のGeminiアイコンをタップするだけで、閲覧中のページに関する質問、長文記事の要約、複雑なトピックの解説が可能になる。さらにGoogleカレンダーへのイベント追加、Keepへのレシピ食材の保存、Gmailでの情報検索など、各種Googleアプリとの連携も実現する。「パーソナルインテリジェンス」をオプトインすれば、ユーザーの興味や趣味に合わせたパーソナライズされた回答も得られる。

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Chrome
ソース: Bringing the best of Gemini in Chrome to Android


次世代の車載Androidでもっと便利に、もっと楽しく

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android
ソース: Do more and have more fun with the next generation of Android in the car


新しい3D絵文字で自分を表現しよう

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android
ソース: Express yourself with our new 3D emoji.


Androidがより簡単な共有・切り替え・安全な接続を実現

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android
ソース: Android makes it easier to share, switch and connect securely


The Android Show: I/O Edition 2026

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android, Gemini
ソース: The Android Show: I/O Edition 2026


Gemini Intelligenceでよりスマートに、より先回りするAndroid

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Gemini Features, Android
ソース: A smarter, more proactive Android with Gemini Intelligence


Pause Pointで自分の時間を取り戻そう

bancom

「スマホのながら使いを止める」

意味もなくスマホを触り、
なんとなく、いつものアプリを開く、、、。
時間が溶けていく。

それをどう防ぐか。

クセ・悪習への介入ですね。

機能の概要

Androidの新しいウェルビーイング機能「Pause Point」は、無意識にアプリを開いてしまう「ダラダラスクロール(ドゥームスクロール)」を防ぐために設計されている。アプリを開くと10秒間の「一時停止」が入り、「なぜここを開いたのか?」と自分に問いかける機会を与えてくれる。

主な機能

無効化を防ぐ仕組み

機能をオフにするにはスマートフォンの再起動が必要なため、衝動的に無効化してしまうことを防ぐ設計になっている。アプリタイマーのように簡単にスヌーズできず、完全ロックアウトほど不便でもない、ちょうど中間の解決策として機能する。

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Android
ソース: Reclaim your time with Pause Point.


詐欺との戦い:あなたをより安全に守る5つの取り組み

Googleは、オンライン詐欺・フィッシング・スパムからユーザーを守るため、AIを活用した多層的な防御策と、業界・政府機関との連携を強化している。以下にその5つの柱を紹介する。

  1. AIを第一の防衛線として活用
  2. セキュリティツールによるユーザーの自衛支援
  3. 教育・啓発による詐欺耐性の強化
  4. 脅威データの共有による詐欺の根絶
  5. 犯罪ネットワークの撲滅に向けた連携

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Safety & Security, Google in Europe
ソース: Our fight against fraud: 5 ways we’re keeping you safer


第2回 Google for Startups Gemini Startup Forumに参加する100社以上のスタートアップを紹介

Googleはサニーベール本社で2日間の対面サミットを開催予定。昨年11月に第1回が開催され、50社以上の創業者がGoogleの専門家と協力して技術的課題の克服や製品戦略の強化に取り組んだ。今回は約2,000件の応募の中から102社が選出された。

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Entrepreneurs
ソース: Meet the 100+ startups joining our second Google for Startups Gemini Startup Forum


マティスの「野生のパレット」を探る:AIはアートとの新しいつながりを生み出せるか?

日付: 2026/05/14
カテゴリ: Arts & Culture
ソース: Exploring Matisse’s ‘Wild Palette’: Can AI offer new ways to connect with art?


GoogleのAI教育者シリーズで学びを始めよう

日付: 2026/05/14
カテゴリ: Learning & Education
ソース: Start learning with Google’s new AI Educator Series.


YouTube Brandcast 2026の最新ニュースをチェック

日付: 2026/05/14
カテゴリ: Google Ads, YouTube
ソース: Check out the latest news from YouTube’s Brandcast 2026.


エス・デヴリンによるナショナル・ポートレート・ギャラリーのための「A National Portrait」

日付: 2026/05/14
カテゴリ: Arts & Culture
ソース: Es Devlin’s ‘A National Portrait’ for the National Portrait Gallery


政策から実践へ:教育におけるAIの未来を支援する

多くの教育リーダーはAIの責任ある導入に必要な明確な政策指針を持っていない。このギャップを埋めるため、Googleはブラジル・インド・マレーシア・メキシコ・スペイン・スウェーデンの6カ国で「AI政策・ガイダンスラボ」を開催した。経験豊富な教育政策の専門家と初等・中等・高等教育のリーダーが集まり、高レベルのビジョンから具体的な行動計画へと落とし込む作業を行った。参加者は最終的に、各国の実情に合わせた「ポジションステートメント」と「12カ月の実施ロードマップ」を手にして帰った。

日付: 2026/05/15
カテゴリ: Learning & Education
ソース: From policy to practice: supporting the future of AI in education


Google Workspace

タイトル: プレゼンテーションをVidsに変換する際にアバターを追加可能に
日付: 2026/05/12
カテゴリ:
ソース: Add avatars when you convert presentations to Vids

タイトル: Google Workspace Assignments LTI™ と Gemini LTI™ が Moodle で利用可能に
日付: 2026/05/13
カテゴリ:
ソース: Google Workspace Assignments LTI™ and Gemini LTI™ are now available for Moodle

タイトル: Google Workspace StudioのフローでNotebookLMを活用
日付: 2026/05/13
カテゴリ:
ソース: Use NotebookLM in your Google Workspace Studio flows

タイトル: 中小企業がMicrosoftからGoogle Workspaceへユーザーをシームレスにインポート可能に
日付: 2026/05/14
カテゴリ:
ソース: Small businesses can now seamlessly import users from Microsoft to Google Workspace

タイトル: Google Workspace MarketplaceからServiceNow Now Assistバーチャルエージェントをデプロイ
日付: 2026/05/14
カテゴリ:
ソース: Deploying ServiceNow Now Assist Virtual Agent from the Google Workspace Marketplace

タイトル: Google Chat向けDatadogアプリの機能強化
日付: 2026/05/15
カテゴリ:
ソース: Enhancing the Datadog app for Google Chat

タイトル: 全SAMLアプリケーションへのデフォルトのコンテキストアウェアアクセスでセキュリティ体制を強化
日付: 2026/05/15
カテゴリ:
ソース: Improving security posture with default context-aware access for all SAML applications

タイトル: Googleフォームのヘッダー画像オプションが拡充
日付: 2026/05/15
カテゴリ:
ソース: Expanded options for header images in Google Forms

タイトル: Google ChatでGeminiによるメッセージ調整の対応言語を拡大
日付: 2026/05/15
カテゴリ:
ソース: Expanding language support for refining messages with Gemini in Google Chat

タイトル: Android搭載Google Meetハードウェアでホワイトボードアドオンが利用可能に
日付: 2026/05/16
カテゴリ:
ソース: Whiteboarding add-ons now available for Android-based Google Meet hardware

タイトル: NeatとLogitechのAndroid搭載オールインワン会議室デバイスがGoogle Meet認定を取得
日付: 2026/05/16
カテゴリ:
ソース: Android-based all-in-one room devices from Neat and Logitech certified for Google Meet

タイトル: Google Workspace Updates 週間まとめ – 2026年5月15日
日付: 2026/05/16
カテゴリ:
ソース: Google Workspace Updates Weekly Recap – May 15, 2026

OpenAI

OpenAIがDeployCoを設立 ― 企業のAI活用構築を支援

OpenAIは、企業が日常業務にAIシステムを構築・展開できるよう支援する新会社「OpenAI Deployment Company(DeployCo)」を設立した。

Forward Deployed Engineers(FDE)の役割

DeployCo は「Forward Deployed Engineers(FDE)」と呼ばれるAI展開の専門エンジニアを企業に派遣し、以下を支援する。

Tomoroの買収

OpenAIはAIコンサルティング・エンジニアリング企業「Tomoro」の買収に合意した。これにより、約150名の経験豊富なFDEおよびDeployment Specialistが初日からDeployCo に加わる。TomoroはTesco・Virgin Atlantic・Supercellなどの企業で実績を持つ。

投資パートナーシップ

DeployCo はTPGが主導し、Bain Capital・Brookfield・Goldman Sachs・SoftBank Corp.・McKinsey & Companyなど19社の投資会社・コンサルティング会社・システムインテグレーターが参画する。初期投資額は40億ドル以上で、OpenAIが過半数を保有・支配する。

展開の流れ

典型的な支援の流れは以下の通り。

  1. AIが最も価値を生む領域の診断
  2. 優先ワークフローの選定
  3. 本番システムの設計・構築・テスト・展開

日付: 2026/05/11
カテゴリ: Company
ソース: OpenAI launches DeployCo to help businesses build around intelligence


エンタープライズはいかにAIをスケールさせているか

AIのスケール化は「AIを展開すること」ではなく、人々がAIを信頼し、活用し、継続的に改善できる環境を整えることが本質である。先行する企業は、スピードよりも意図的な取り組みを重視し、AIをワークフロー設計・ガバナンス・品質管理に根ざした「経営の基盤」として捉えている。

繰り返し見られた5つのパターン

  1. 文化をツールより先に — 最速の導入経路は技術的な展開ではなく、リテラシー向上・自信の醸成・安全に実験できる環境づくりだった。
  2. ガバナンスは推進力 — セキュリティ・法務・コンプライアンス・ITを設計段階から巻き込んだ組織は、後工程でより速く、より少ない手戻りで進められた。
  3. 消費ではなく所有 — チームがワークフローを再設計し、AIで構築できる環境があってこそスケールした。
  4. スケール前に品質を — 信頼を勝ち取った組織は「良い」の基準を早期に定義し、評価に投資し、基準を満たさない場合はリリースを遅らせる判断ができた。
  5. 判断業務を守る — 最も持続的な成果は、AIを単なるスループット向上ではなく、専門家の推論・レビューの質を高めるハイブリッドワークフローから生まれた。

日付: 2026/05/11
カテゴリ: Guides
ソース: How enterprises are scaling AI


OpenAI Campus Network:学生クラブ参加希望フォーム

OpenAIが、AIネイティブなキャンパスづくりを目指す学生リーダーのグローバルネットワーク「OpenAI Campus Network」への参加を呼びかけている。

主な取り組み

日付: 2026/05/11
カテゴリ: Company
ソース: OpenAI Campus Network: Student club interest form


2026年初頭にChatGPTの利用がどう広がったか

日付: 2026/05/12
カテゴリ:
ソース: How ChatGPT adoption broadened in early 2026


NVIDIAのエンジニアと研究者がCodexをどう活用しているか

NVIDIAでは、4万人の社員がCodex(GPT‑5.5搭載)を活用し、複雑なエンジニアリング業務や機械学習研究を効率化している。Codexは単なるコード補完にとどまらず、自律的に問題を発見・解決し、エンドツーエンドのワークフローを担う「デフォルトツール」として定着している。

日付: 2026/05/12
カテゴリ:
ソース: How NVIDIA engineers and researchers build with Codex


Parameter GolfがAI支援リサーチについて教えてくれたこと

OpenAIは機械学習研究コミュニティ向けに「パラメーター・ゴルフ」チャレンジを開催。8週間で1,000人以上の参加者から2,000件以上の応募が集まった。ルールは、16MBのアーティファクト制限(モデルの重みと学習コードを含む)と8×H100での10分間の学習時間内で、固定データセット(FineWeb)の損失を最小化するというもの。

学習最適化

量子化

テスト時戦略

新しいモデル・データのアイデア

日付: 2026/05/12
カテゴリ: Research
ソース: What Parameter Golf taught us about AI-assisted research


AutoScout24がAI搭載ワークフローでエンジニアリングを拡大

AutoScout24グループはヨーロッパ最大級のオンライン中古車マーケットプレイスで、月間3,000万人以上のユーザーと200万件以上の車両リスティングを擁する。製品への期待が高まり、システムの複雑性が増す中、従来の漸進的な改善では対応が困難になり、大規模言語モデルを活用したソフトウェア開発の抜本的な見直しを決断した。

導入の取り組み

主な活用事例

成果

日付: 2026/05/12
カテゴリ:
ソース: AutoScout24 scales engineering with AI-powered workflows


財務チームはCodexをどう活用しているか

財務チームはCodexを使って、月次ビジネスレビュー・レポーティング・差異分析・計画策定などに必要な資料を、コーディング不要で作成できる。既存のワークブック、ダッシュボード、予測更新データ、オーナーノートを入力するだけで、レビュー可能な成果物を迅速に生成できる。

  1. 月次ビジネスレビュー(MBR)ナラティブ
  2. 財務モデルのクリーンアップと分析
  3. CFO・取締役会向け定期レポートパック
  4. 差異ドライバーブリッジ
  5. 予測更新とシナリオプランニング

日付: 2026/05/13
カテゴリ: OpenAI Academy
ソース: How finance teams use Codex


TanStack npmサプライチェーン攻撃への対応

2026年5月11日、広く使われているオープンソースライブラリ「TanStack npm」が「Mini Shai-Hulud」と呼ばれるサプライチェーン攻撃の一環として侵害された。OpenAIの社内環境で2台の従業員デバイスが影響を受けたが、ユーザーデータや本番システム、知的財産への侵害は確認されていない。

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Security
ソース: Our response to the TanStack npm supply chain attack


CodexをWindows上で実行するための安全で効果的なサンドボックス構築

2025年9月にCodexエンジニアリングチームに参加した著者は、Windows版Codexにサンドボックス実装がないことを発見。ユーザーはコマンドを毎回承認するか、全コマンドを無制限に実行する「フルアクセスモード」を選ぶしかなく、どちらも理想的ではなかった。

日付: 2026/05/13
カテゴリ: Engineering
ソース: Building a safe, effective sandbox to enable Codex on Windows


ChatGPTがデリケートな会話の文脈をより適切に認識できるように

OpenAIは、ChatGPTが会話の中でリスクの兆候を時系列で把握し、より安全な応答を行えるよう、安全性に関する新たなアップデートを発表した。

なぜ文脈が重要なのか

単独では無害に見えるメッセージも、以前の会話の流れと組み合わせると危険なサインとなる場合がある。ChatGPTは自殺・自傷・他者への危害といった高リスクシナリオに焦点を当て、会話の流れから警告サインを読み取り、適切に対応できるよう訓練されている。

会話をまたいだ安全性の向上

複数の会話にまたがってリスクが顕在化するケースに対応するため、「安全サマリー」機能を開発した。これは過去の会話における安全上重要な文脈を短くまとめたメモであり、限定的な期間のみ保持され、深刻なリスクが懸念される場合にのみ使用される。一般的なパーソナライズや長期記憶とは異なる仕組みである。

メンタルヘルス専門家との連携

精神科医・心理士・法医学心理の専門家など、OpenAIの「グローバル・フィジシャンズ・ネットワーク」のメンバーと協力し、安全サマリーの生成タイミングや参照すべき過去の文脈の範囲などを決定した。

改善効果の測定

内部評価では以下の成果が確認された。

日付: 2026/05/14
カテゴリ: Safety
ソース: Helping ChatGPT better recognize context in sensitive conversations


どこからでもCodexを使おう

CodexがChatGPTモバイルアプリに対応し、ラップトップ・開発ボックス・リモート環境など複数のマシンで実行中の作業を、スマートフォンからリアルタイムで監視・操作・承認できるようになった。現在、週400万人以上がCodexを利用しており、外出先からでも作業の流れを止めずに関与できる環境が整った。

モバイルアプリでの主な機能

スマートフォンからCodexが動作しているマシン(ラップトップ・Mac mini・リモート環境など)に接続すると、以下の操作が可能になる。

ファイルや認証情報はCodexが動作するマシン上に保持されたまま、更新内容だけがスマートフォンに同期される。通信にはセキュアなリレー層が使用され、マシンを直接インターネットに公開することなく安全に接続できる。

外出先での活用シーン

エンタープライズ環境での利用

Remote SSH(一般提供開始)により、Codexを企業の管理されたリモート環境に直接接続できる。デスクトップで開始した作業をスマートフォンで操作し、長時間タスクを継続して進めることが可能。

新たに追加された企業向け機能は以下の通り。

提供状況

日付: 2026/05/14
カテゴリ: Product
ソース: Work with Codex from anywhere


Codexによるエージェント型ソフトウェア開発の未来に対するSeaの見解

シンガポール発のグローバルテック企業Sea LimitedのCo-FounderでShopeeのCPOを務めるDavid Chen氏が、Codexを全開発組織に展開した戦略的背景と、AIネイティブなソフトウェア開発の未来について語った。

日付: 2026/05/15
カテゴリ:
ソース: Sea’s View on the Future of Agentic Software Development with Codex


ChatGPTに新しいパーソナルファイナンス体験が登場

bancom

この機能が、
マネーフォワード キラー となるのでしょうか。

OpenAIは、米国のChatGPT Proユーザー向けに、個人財務管理の新機能をプレビューとして公開した。金融口座を安全に連携し、AIによる分析・アドバイスをChatGPT上で受けられるようになる。

日付: 2026/05/15
カテゴリ: Product
ソース: A new personal finance experience in ChatGPT

Anthropic

Claude Codeのエージェントビュー

bancom

「tmuxグリッドで煩雑に管理」って、私のことですか?

Anthropicが「Claude Code」に新機能「エージェントビュー」を導入した。複数のClaude Codeセッションを一元管理できる専用ビューで、これまで複数のターミナルタブやtmuxグリッドで煩雑に管理していた並列エージェントを、一画面でシンプルに把握・操作できるようになった。

主な機能

日付: May 11, 2026
カテゴリ: Product announcements
ソース: Agent view in Claude Code


AWS上のClaudeプラットフォームを発表

AnthropicがAWS向けの「Claude Platform on AWS」を正式リリースした。AWSの認証・請求・コミットメント消化に対応しながら、Claudeプラットフォームのすべての機能をAWSユーザーが利用できるようになった。

AWSを通じたフルアクセス

主な機能

利用可能なモデルはClaude Opus 4.7、Sonnet 4.6、Haiku 4.5で、新モデルも順次提供予定。

Amazon Bedrockとの違い

比較項目Claude Platform on AWSClaude on Amazon Bedrock
運営者AnthropicAWS
データ処理AWSの境界外AWSの境界内
機能の充実度フルアクセス(Day 1)一部機能に制限あり
向いている企業フル機能を求める企業厳格なデータレジデンシーが必要な企業

利用開始方法

本日より利用可能。Claude Platform on AWSまたは公式ドキュメントから開始できる。既存のBedrockプライベートオファーを持つ場合は、割引の適用漏れを防ぐため、事前にAnthropicまたはAWSのアカウント担当者に連絡することが推奨されている。

日付: May 11, 2026
カテゴリ: Product announcements
ソース: Introducing the Claude Platform on AWS


中小企業向けClaudeを発表

Anthropicは2026年5月13日、中小企業向けの新サービス「Claude for Small Business」を発表した。中小企業は米国GDPの44%を占め、民間雇用の約半数を担うにもかかわらず、AI導入が大企業に比べて遅れている現状を受け、中小企業オーナーがAIをより効果的に活用できるよう支援することを目的としている。

主な機能と連携ツール

Claude Cowork内でトグルをオンにするだけで、以下の既存ツールと連携できる:

15種類のエージェントワークフロー

財務・業務・営業・マーケティング・HR・カスタマーサービスの各分野にわたる15種類のワークフローが用意されており、主な例は以下の通り:

セキュリティとトラスト

AI Fluency for Small Business(無料オンラインコース)

PayPalと共同で、中小企業向けのAI活用無料オンラインコースを提供開始。実際にAIを導入したオーナーが講師を務め、安全・責任ある活用方法をステップバイステップで解説する。

Claude SMBツアー

2026年5月14日のシカゴを皮切りに、全米10都市を巡る無料ワークショップツアーを開催。各会場で100名の地元中小企業リーダーを対象に半日間のハンズオントレーニングを実施し、参加者には1ヶ月間のClaude Maxサブスクリプションが提供される。

日付: May 13, 2026
カテゴリ: Announcements
ソース: Introducing Claude for Small Business


Anthropicがゲイツ財団と2億ドルのパートナーシップを締結

Anthropicはビル&メリンダ・ゲイツ財団と提携し、今後4年間にわたり2億ドルの助成金・Claudeの利用クレジット・技術支援を提供することを発表した。対象分野はグローバルヘルス、ライフサイエンス、教育、経済的流動性の4つで、米国および世界各地のパートナーと連携して実施される。

日付: May 14, 2026
カテゴリ: Announcements
ソース: Anthropic forms $200 million partnership with the Gates Foundation


創業者のプレイブック:AIネイティブなスタートアップの構築

AIはスタートアップの構築方法を根本から変えつつある。コードを一行も書いたことのないファウンダーがプロダクションアプリをリリースし、ヘッドカウントを増やす前に収益を上げ、煩雑な業務を自動化するツールを構築している。ファウンダーの役割は「個人の実行者」から「オーケストレーター」へとシフトしている。

4つのスタートアップステージ

Anthropicは、スタートアップのライフサイクルを以下の4段階に再定義したプレイブックを公開した。

日付: May 14, 2026
カテゴリ: Claude Code
ソース: The founder’s playbook: Building an AI-native startup


Claude Codeが大規模コードベースでどう機能するか:ベストプラクティスと始め方

Claude Codeは、数百万行規模のモノレポ、数十年前のレガシーシステム、数十のマイクロサービスにまたがる分散アーキテクチャなど、大規模な本番環境で稼働している。C、C++、Java、PHPなど、AIコーディングツールと相性が悪いと思われがちな言語でも、期待以上のパフォーマンスを発揮する。

Claude Codeが大規模コードベースをナビゲートする仕組み

Claude Codeはソフトウェアエンジニアと同様に、ファイルシステムを走査し、grepを使って必要な情報を探し、コードベース全体の参照を追跡する。RAGベースのツールと異なり、コードベースのインデックスを必要とせず、常に最新のコードに対して動作する。ただし、適切な初期コンテキストがあるほど精度が高まるため、コードベースの整備が重要となる。

ハーネスはモデルと同じくらい重要

Claude Codeの性能はモデル単体ではなく、その周囲に構築された「ハーネス」によって大きく左右される。ハーネスは以下の5つの拡張ポイントで構成される。

成功した導入事例に共通する3つの設定パターン

① コードベースをスケールで操作可能にする

② モデルの進化に合わせてCLAUDE.mdを継続的にメンテナンスする

③ Claude Code管理と導入の責任者を明確にする

まとめ

Claude Codeは標準的なソフトウェア開発環境向けに設計されており、多くの大規模コードベースに適用可能なパターンが存在する。非標準的な環境(ゲームエンジン、非Git環境など)では追加設定が必要となる場合があり、AnthropicのApplied AIチームが個別サポートを提供している。

日付: May 14, 2026
カテゴリ: Enterprise AI
ソース: How Claude Code works in large codebases: Best practices and where to start


Claudeによるコンピュータ・ブラウザ操作のベストプラクティス

スクリーンショットをAPIに送信する前に、必ず適切な解像度にダウンスケールすることが最重要。Claude 4.6ファミリーは最大長辺1568px・115万ピクセル、Opus 4.7は最大長辺2576px・375万ピクセルが上限。推奨解像度は1280×720(4.6ファミリー)、1080p(Opus 4.7)。上限を超えると内部で自動ダウンスケールされ、クリック精度が大幅に低下する。

座標スケーリングとコンテンツ順序

APIが返すクリック座標は送信時の表示解像度に基づくため、実際の画面解像度に合わせてスケールバックする必要がある。また、メッセージ配列ではテキスト指示を画像よりに配置することでクリック精度が向上する。

クリック問題の診断

クリックがずれる主な原因は、表示サイズと実際の画像サイズの不一致、API上限超過による自動ダウンスケール、コンテンツ順序の誤りなど。小さなターゲット(チェックボックス等)にはenable_zoom: Trueの活用が有効。

モデル選択

思考努力レベルの調整(Adaptive Thinking)

Claude 4.6ファミリーではmediumが精度とコストのベストバランス。lowはコスト重視の高スループット向け。maxは効果が薄いため非推奨。

Opus 4.7ではhighが推奨デフォルト。lowでもSonnet 4.6のmax相当の性能を発揮しつつトークン消費は約1/10。

プロンプトインジェクション対策

公式のcomputer_20251124ツールを使用すると、プロンプトインジェクション分類器が自動で有効化(追加コスト・レイテンシなし)。それ以外にも以下を推奨:

コンテキスト管理

スクリーンショットは1枚あたり約1,000〜1,800トークンを消費し、長時間タスクでは急速にコンテキストが埋まる。対策として:

実験的機能

Claudeへのタスク教示(Teach Mode)

ユーザーがタスクを実演・録画し、そのスクリーンショットと操作手順をClaudeに提供することで、テキストプロンプトだけでは難しいワークフローの再現性を向上させる手法。再生時はClaudeが実演を参考にしながら、現在のUI状態に適応して操作を実行する。

日付: May 13, 2026
カテゴリ: Agents
ソース: Best practices for computer and browser use with Claude


Code w/ Claude SF 2026:AIの指数関数的成長の上に築く

2026年、サンフランシスコで開催された年次開発者カンファレンス「Code w/ Claude」に、開発者・エンジニア・創業者が集結。2日間にわたるキーノート、ブレイクアウトセッション、ワークショップが行われた。共通のテーマは「アイデアからプロダクションソフトウェアまでの距離が縮まっており、最大の成果を上げているチームはAIの指数関数的成長に対応するのではなく、それを前提に設計している」という点だった。

主な発表内容

日付: May 12, 2026
カテゴリ:
ソース: Code w/ Claude SF 2026: Building on the AI exponential


法律業界向けClaude

Anthropicは法律業界向けに、20以上の新しいMCPコネクターと12の新しいプラグインを発表した。法律専門家はClaude Coworkの全ナレッジワーク職種の中で最もエンゲージメントの高いユーザーとなっており、今回の発表はその基盤をさらに拡大するものである。

法律チームの作業環境への統合

ClaudeはMicrosoft Word・Outlook・Excel・PowerPointと直接連携し、アプリをまたいでコンテキストを保持する。

新しいMCPコネクター(主要カテゴリ)

12の実務分野別プラグイン

各プラグインは短いセットアップインタビューでチームのプレイブックやリスク基準を学習し、汎用的でなくチーム専用の回答を提供する。

法律サービスの民主化

法律サービスにアクセスできない人々や中小企業を支援するため、Free Law ProjectJustice Technology Associationなどと連携。法律支援クリニック、公設弁護人、非営利法律サービス団体には大幅な割引価格でのアクセスを提供する。

日付: May 12, 2026
カテゴリ: Product announcements
ソース: Claude for the legal industry


Anthropicのサイバーセキュリティチームが Claude Code で脅威検知プラットフォームを構築した方法

Anthropicの検知プラットフォームエンジニアリングチームのテクニカルリードであるJackie Bow氏は、セキュリティアナリストが日々直面する課題を解決しようとしていた。アナリストは複数のツールを行き来しながらアラートを手動でトリアージする必要があり、1日に処理できるアラート数には限界があった。企業の成長とともに攻撃対象領域も拡大し、人手だけでは対応が追いつかない状況だった。

解決策:CLUE(Claude Looks Up Evidence)

チームはClaude Codeを活用し、数ヶ月かけて「CLUE」という脅威検知・対応プラットフォームを構築した。概念実証は1日で完成し、設計・開発・実装は1週間以内に完了。CLUEはSlackメッセージ・内部ドキュメント・コードリポジトリ・データウェアハウスなど社内システムにツール経由で接続し、自然言語インターフェースで操作できる。

主な機能

測定された成果

今後の展望

チームは「苦い教訓(Bitter Lesson)」の考え方を取り入れ、Claudeに詳細な手順を与えるのではなく、ツールとゴールを与えて自律的に調査させるアプローチを採用している。今後は、アラートへの事後対応から能動的な脅威ハンティングへ、過去の調査トランスクリプトを活用した組織的な記憶の蓄積、そして複数の調査戦略を並列実行する非決定論的アプローチへの進化を目指している。

日付: May 12, 2026
カテゴリ: Claude Code
ソース: How Anthropic’s cybersecurity team built a threat detection platform with Claude Code


PwCがクライアント向けの技術構築・ディール実行・企業機能の変革にClaudeを導入

AnthropicとPwCが戦略的提携を拡大し、あらゆる業界のクライアント企業に対してAIを活用した技術構築・ディール実行・企業機能の刷新を推進することを発表した。

主な発表内容

日付: May 14, 2026
カテゴリ: Announcements
ソース: PwC is deploying Claude to build technology, execute deals, and reinvent enterprise functions for clients


法律業界全体へのClaude導入

2026年のFTI Consulting / Relativity調査によると、法務部門の87%が生成AIを活用しており、前年の44%、2023年の20%から急増している。案件の複雑化とクライアントの迅速な対応要求を背景に、エージェント型AIの導入が競争優位の鍵となっている。

日付: May 15, 2026
カテゴリ: Enterprise AI
ソース: Deploying Claude across the legal industry

Figma

デザインとコードのループが切り拓くもの

Figmaのソフトウェアエンジニア(Alex Kern)とAIデザインディレクター(Gui Seiz)が、AIによるデザインとコードの融合について語った対談記事。

AIはデザインとコードの関係をどう変えるか

以前はコードは「高コスト」で、デザイン探索は「低コスト」だった。AIはこの構図を逆転させた。静的なモックアップを大量に作る代わりに、機能するワイヤーフレームを素早く構築し、レイアウトだけでなく「動作」を反復検討できるようになった。デザインとコードの翻訳が、機械的な作業から意味的な理解へと進化している。

コラボレーションに何をもたらすか

AIによってコードが「誰でも使えるもの」になり、参加の壁が大幅に下がった。社内デザインシステムへのアクセスがなくても、ライブプロダクトをFigmaに取り込んで作業を始められる。「デザイナーはコードを書くべきか?」という議論は過去のものとなり、「AIにコードを書かせるべきか?」という問いに変わった。

学習曲線はどう変わるか

かつては急峻だった学習曲線が、AIによって「なだらかなスロープ」になった。「自分が実際に作っているものの文脈で説明して」とAIに頼めるため、抽象的だった概念が具体的に理解できる。Guiはシェーダーや3Dにも挑戦できるようになったと語る。

同じツールを持つ時代の差別化要因

好奇心と審美眼が真の差別化要因になる。AIは辛抱強いチューターとして機能し、クラフトを磨き続ける好奇心旺盛なデザイナーが勝者になる。エンジニアリングとデザインを融合させ、「ソフトウェアにしかできないこと」を追求する姿勢が重要になる。

双方向ワークフローは実際に機能するか

「コードからキャンバスへ、キャンバスからコードへ」という真の双方向ワークフローが実現した。StoryBookやブログ、グラフィックなどをFigmaに素早く取り込み、デザインとコードをほぼ100%同期させることが可能になった。以前はスクリーンショットを介した非効率な連携が必要だったが、その手間が大幅に削減された。

モデルが「時間」を持たない世界でのタイムライン

AIエージェントは時間の感覚を持たないため、かつては非現実的だった大規模プロジェクト(OSS全体の書き直し、ブラウザのゼロから構築など)を小規模チームや個人でこなせるようになった。「これにどれくらいかかる?」という問いは「何を作りたいか?」という問いに変わりつつある。

日付: 2026/05/13
カテゴリ:
ソース: What the design-to-code loop unlocks